日々の生活において”左翼・右翼”という言葉を耳にする機会は多くあります。
左翼・右翼(Wikipedia)
しかし一言で「右翼!」「左翼!」と言っても、そこには様々な思想や主張に分かれます。
- 右翼(右派)には、保守主義、反動主義、国粋主義、民族主義・・・etc
- 左翼(左派)には、社会主義、共産主義、革命主義(敗北主義・祖国敗北主義)・・・etc
個々の詳細は省くとして、さまざまな思想や信念に合わせて細分化されています。
また近年はインターネットの普及にともない、個人の主張が広域に発信できる場が現れたことによって「ネット右翼(ネトウヨ)」や「ネット左翼(ブサヨ)」と呼ばれる人々も出現しています。
さて、みなさんは”左翼・右翼”と聞いて、どのようなイメージを抱いているでしょう。
- 右翼:太平洋戦争、天皇崇拝、靖国神社、街宣車、軍歌・・・etc
- 左翼:火炎瓶、ゲバ棒、学生運動、連合赤軍、特ア、よくわからない・・・etc
以前、複数の知人に”左翼・右翼”に抱いているイメージを伺ったところ、おおよそ上記のような回答を頂きました。
とてもステレオタイプな例ですが、大抵の人々が上記に近いイメージを抱いているかと思います。
しかし「日の丸を掲げた街宣車で君が代や軍歌を流しながら天皇賛美の演説をする」いわゆる「街宣右翼」と呼ばれる団体は、一概に右翼とは言い切れません。なぜなら、多くの街宣右翼は「日の丸や天皇、君が代などのイメージを悪化させる」ことを目的として活動している反日思想団体であると言われているためです。
また街宣右翼の活動によって一般人に対して「右翼=怖い存在」といった印象が根付き、驚いたことに学生運動や連合赤軍あさま山荘事件、よど号ハイジャック事件も「あれって右翼の仕業なんでしょ?」と思っている人が存在します。
あわせて左翼に対するイメージが薄いのは、マスコミが報道する際に「右翼団体」という単語は躊躇なく使用する反面で、左翼団体を「市民団体」と表していることも考えられます。
そして最近では「日本が好きだ」と言うだけで「右翼思想ですね」と言われる始末です。
でも一呼吸おいて、考えてみてください。
”左翼・右翼”ともに「国家の運営方針に対する思想の違い」であって、本来は共に「愛国心」が存在するはずです。
- 右翼思想(右派)は「伝統や文化の価値を重視する保守主義」
- 左翼思想(左派)は「平等な社会を目指し社会変革を支持する革新主義」
上記が”本来の左翼・右翼の姿”であるとすれば、どちらにも”国をより良くする”という「愛国心」が存在します。ならば”国をより悪くする”という思想や行動があるのであれば、それは右翼でも左翼でもなく「売国奴」であり「反逆者」であると考えます。
米国を例にしてみましょう。
アメフトやベースボールなどの大きな試合を見てみると、開会式では必ず星条旗を掲げ、スタンドを埋め尽くさんばかりの観客は声高らかに国歌を歌い、軍隊がパレードを行い、空軍や海兵隊の軍用機が上空を飛行するパフォーマンスまで行います。また祝日には玄関に星条旗を掲げますし、星条旗を用いたデザインはいたるところで使用されています。
彼らの愛国心は強く、そして自国に対して誇りを持っています。
対して、日本はどうでしょうか。
最近では開会式や卒業式などの公式な式典でも、国旗掲揚や国歌斉唱を行わない、またその際に起立すらしない人たちがいるという話題がありました。祝日でも軒先に日本国旗を掲げる家はほとんど無く、堂々と日本国旗を手に取り掲げるのはデモ行進かサッカーのワールドカップやWBC、オリンピックなど対外的なスポーツの開催中くらい。近年の対内的な事例を言えば、東日本大震災後の「がんばれ日本!日の丸ステッカー」程度ではないでしょうか。
多くの人々が自国に誇りと愛国心を持つことができない現代の日本は、異常ではないかと思います。
他国にはない素晴らしい文化や歴史、技術、そして国民性を有しているにも関わらず
この異常とも思える現状が残念でなりません。
反面、もし多くの日本国民が愛国心に満ち、自国に対して誇りを持ったとき
日本は本来の姿となり「日出づる国」の名の如く、明るく照らされた素晴らしい国家となるに違いない。そう、信じています。
余談ですが、もし「右翼思想の池」と「左翼思想の池」があったとすれば
私は迷うことなく全力疾走で「右翼思想の池」に飛び込みます。