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徒然なる愛国心

日本という国を愛して 日本人として誇りを持ち 日本の文化や歴史、国民性や宗教観など様々 徒然と記して参ります。

そもそも愛国心とは何か

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そもそも愛国心とは何か

愛国心は、日本人なら一度は聞いたことがある単語だと思います。
しかし近年、多くの日本人は「愛国心とは何か」を自ら理解しようとせず、また愛国心という言葉に若干のアレルギーを持っているような風潮を感じます。
いったい何故、現代の日本人は素直に愛国心を抱き表現することができなくなってしまったのでしょう。その理由を探りつつ、そもそも愛国心とは何なのかを考えてみます。


愛国心の意味は?

愛国心とは、読んで字の如く「国を愛する心」です。
少し詳しく言えば「祖国または生活している国に対して愛着や愛情を抱く思想や心情」です。

愛国心を英語で表現すると?
愛国心を英語で言えば「パトリオティズム/patriotism」になり、郷土愛も含まれます。ちなみに「パトリオット/patriot」は「愛国者」を意味します。
しばしば「愛国心=ナショナリズム/Nationalism」と理解される方がいらっしゃいますが、正しくは「愛国心(郷土愛)=パトリオティズム」です。
ナショナリズムの定義に関しては非常に曖昧ですので、ここでは省略します。

愛国心の同義語・類語は?
愛国心の同義語・類語には「愛国精神・愛国主義・祖国愛・郷土愛・パトリオティズム」などがあります。

愛国心に関する調査とデータ
内閣府は社会意識に関する世論調査を行っています。
その中で愛国心が「非常に強い」もしくは「どちらかといえば強い」の合計を年代別に比較してみます。

愛国心が「非常に強い」もしくは「どちらかといえば強い」のデータ割合
  • 2014年 55.3%(「非常に強い」17.4%「どちらかといえば強い」37.9%)
  • 2013年 58.0%(「非常に強い」18.3%「どちらかといえば強い」39.7% )[過去最高値]
  • 2012年 55.4%(「非常に強い」18.1%「どちらかといえば強い」37.3%)
  • 2011年 56.8%(「非常に強い」19.5%「どちらかといえば強い」37.3%)
  • 2010年 54.6%(「非常に強い」17.7%「どちらかといえば強い」36.9%)

2013年に愛国心が「非常に強い」もしくは「どちらかといえば強い」の合計数が過去最高値を記録しました。2013年実施の社会意識に関する世論調査の調査時期は2月で、同年4月1日に公開されています。年が変わる直前の2012年後半といえば、第46回衆議院議員総選挙で自民党が議席の過半数を獲得して大勝し、3年3ヶ月に及ぶ民主党政権に終止符を打ちました。自民党は中道右派(保守)の政権ですので、与党へ返り咲いたことが大いに影響したのだと思います。

2011年には愛国心が「非常に強い」が19.5%と直近5年間で一番高い数値を記録しています。
2011年実施の社会意識に関する世論調査の調査時期は1月で、同年4月4日に公開されています。
前年の2010年6月13日に小惑星探査機「はやぶさ」が地球に帰還したことにより、日本の航空宇宙技術力の高さに世界中が賞賛し、また国内でも「はやぶさブーム」が到来しました。
私もはやぶさが帰還する様子をインターネットでリアルタイムに観ていましたが、サンプルを入れた(当時はまだ回収できているか不明だった)カプセルを切り離し、大気圏で燃え尽きるはやぶさの姿に涙を流しました。そして後の調査で惑星イトカワのサンプル回収が成功していることが判明し、世界ではじめて小惑星のサンプル回収が成功しました。
約7年かけて「1億4千万km彼方の直径500mの目標」に向かい更にその目標のサンプルを回収し地球に帰還するという不可能とも思われたプロジェクトを、数多の困難を乗り越えて惑星イトカワのサンプル回収を成功させたことは、多くの日本人に対して「日本は凄いんだ」という自国に対する誇りを思い出させたと思います。


最後に
ここ近年、日本人の愛国心は世界でもっとも低いとも言われています。
それは政治に対する不信や将来への不安、そして戦後にGHQが行ったWGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)も含め「日本という国を知らない日本人」が増えたためではないかと思います。
そして愛国心を抱くことは世界の常識であり、愛国心を抱かない方が世界の非常識なのです。
極論ですが、海外の人からすれば「何で好きでもない国に住んでるの?移民すれば?」と思われるかもしれませんね。

いま一度、現代の日本人は愛国心と共に「日本という国について」学び知る必要があると思います。

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